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仕事で一番の優先は?

契約より、社長の面談より、方針発表より、会議主催より…最優先すべき事は「お客様からのクレームである」。即、現場に行き現実と現状を自分の目で見る。そして対応すること。これが会社で教えられ、今も実践しています。


建築を依頼していただいているお客様には間違いなく信頼していただいているかと感じていますが、万一、建築依頼を受けられなくても仕方ないと思います。それに対し社長が怒ったのならその企業に未来はないと思います。昨今のいろいろな企業の不祥事はここに問題があると思います。自分でつくったものを自社の社員が食べたり、試したりしないから? トップが率先して行わないから?


会社の利益追求は当然です。但し、正しい利益かどうかを見極めないと。小さなクレームが度重なって肥大、そして慢性化し社会から淘汰されると思う。淘汰されるまでのサイクルも短縮です。1円もチリと積もれば山となる。

信頼と素早い対応が大切

先日、5年程前に以前の会社で建てていただいたお客様からメール連絡あり。「困った時の連絡ですみません」で始まりました。


でもうれしいことです。頼りにしていただいていることが。「ハチの巣退治」と「外壁(レンガ)の洗浄」を頑張ってやりました。これこそ目指す住まい創りのあり方と、一人心の中でうれしく感じました。


また数日後、築後3年弱のお客様から「床下に水だ」との連絡。水道屋さんと急行。室内取込の給水管接続部分から水漏れでした。2年点検時にはなかったのに。とにかく床下の水を搬出です。水道屋さんと一緒に雑巾とバケツで3時間くらい床下で格闘。ビショビショになりましたが完了。数日して再度点検に行くことにしてます。水道屋さんももう少し当日様子みてくれるとのこと。すばやい対応の業者さんに感謝。そしてお客様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。定期点検時にはお客様もなんともなかったこと知っていましたので、素早い対応でお怒りも少ない感じかと…やるべきことはきちんと。定期点検と素早い対応の教訓。

おじさん、おばさん(中年)の体格変化

新聞に載っていたかなと思います。10年前の40代男性と女性の体格を比べると、身長は男性3cm、女性も3cm伸び、体重は男性4kg増、女性は1kg減、女性は痩せてスマートになっているとのことです。ダイエット、健康食品関連が売れるはず。


女性は「美」に関して強い意識をもっていて、いつまでも若く、美しくそして綺麗に見られたい思いが強いと思う。一番身近な奥様も変化しているはず。注意して観察してあげて誉めてあげないといけないかな。男性も美を意識しないと、またまた女性に主導権を取られる事に。美は文化の象徴ともいわれ、美の進んだ国は進歩すると聞いたことがあります。


そういえば住まいを建てる時の打ち合わせも奥様主導で、ご主人様は脇でウンウンとうなずいていることが多いのです。ご主人様はお金の主導権かな。住宅も贅肉落とせば安くなる。贅肉は無駄な費用の事。さて無駄な費用とはなんぞや。無駄な費用を排除して排除して創っています。

一番の節約

今の世の中節約がキーワード。省エネもそう。いかにエネルギーを効率良く少なくするか。その為の住宅をどうするか。但し当初は費用が高くなり、元を取るのに10年以上かかるかな。寿命の短い日本の住まいを長くすればいい。2000万円要した住まいを30年で解体すると年間約67万円。40年だと50万円。車も新車登録から廃車までの年数が長くなってる。より構造のしっかりした住まいを創っていかないといけないと思う。そんなことを考えていると「一番の節約」は何かな?


結論は「病気をしなくて健康であること」ではないかと思う。元気に働き、遊び、休養して時々点検して。確かな骨格と免疫力を創りあげて。でも大敵は「心・精神」かな。ストレスだらけの状況に、如何に対応すればいいか。心・精神を耐震構造にすればいい。早い話がプラス思考で物事を考えれば、身体は問題ないのだから。簡単だけどムズカシイことだと思うけど…こんなこと思う時が一番ストレスを感じて身体に悪く、最悪の節約では…


さあ、手配りでチラシポスティングにいくか。今週末は完成の「お住まい拝見会」。チラシ折り込みはしません。600枚くらい現場周辺にです。3万枚・5万枚・10万枚折り込みしても600枚手配りと効果差異無。周囲の「工事中から見てたわよ」が一番のうれしい言葉。そして数人に話す。当然、施主様とはお知り合いのはず。大切な見込み客なのであるとプラス思考だ。縁あってご契約いただいた施主様に、一生懸命創ることが最大の「節約」。

売れる家といい家は違う

実例現場の完成写真へのアクセス数を見ていて「ふっ」と思い出しました。住宅に携わったころからの思いで「いい家」が売れるとずっと感じています。今も変わりません。「売れる家といい家は違う」ということを以前から聞いており、時々蘇る。


「売れる」ということはお客様のニーズに合ってることに違いはないし、話題になりお客様がどんどん増える。そして会社は儲かる。いいことだらけで自分もそうなりたいと強く思う。見てみた感想は確かにいいけど、屋根形状、アクセントの多い外壁など少し派手。そして構造的に少し無理した感じ。10年20年、そして住むご家族も年齢を重ね、50才、60才となりこの家から出入りするのかと思うと。


まず家は10年20年30年と長期のもので、住む人の色合いにするものと思う。思いは替えず「いい家」をつくろう。丈夫で、長持ちで、住んで気持ちよく、シンプルに。但し「いい家」+ 「売れる家」がベストである。もっともっと考えていかないと。一番はお客様の要望を良く聞き、考えて計画提案すること。住まいは一生に一度の大切なものであることを常に忘れず。目先の儲けでなく、儲けはお客様が一生懸命さをわかってくれて下さるもの。
「愚公移山」正しい思いで迷うことなくコツコツつづけて行こう。

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